アート見聞記
武庫川の不死鳥 「生(せい)」オブジェ

2012年02月号
昨年12月初旬、宝塚市の武庫川中州に、「生」の石積みオブジェが、また再現された。「生」の石積みオブジェ(縦約20メートル、横約10メートル)は、2005年1月宝塚市の美術家大野良平さんが、阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、「街と人の心の再
追悼 元永定正さん 2011年10月3日逝去(88歳)

2012年01月号
宝塚市在住で、戦後、関西を拠点に活動した前衛美術家集団「具体美術協会」の中心メンバーであった画家・元永定正さんが先頃亡くなられました。 かつて元永さんは、一九五五年に芦屋市の芦屋川の川沿いの松林で行われた「具体」の野外美術展について、次
ブロンズ像 “平和への願い” (1974年設置)

2011年11月号
『ウィズたからづか』編集部のある宝塚南口駅前ロータリーに彫刻家・木内禮智作〈平和への願い〉ブロンズ像(高さ約1.8m)が佇んでいる。コンクリート製台座(高さ約60㎝、縦60㎝×横60㎝)には、四つのテストと刻印された銘板が嵌め込まれている
森本紀久子の世界

2011年07月号
今私は、1998年に京都のアートスペース虹での個展の際に出された森本紀久子(宝塚市在住)の冊子に目を留めている。その中に、最近亡くなられた美術評論家針生一郎氏が、森本との出会いについての文章を寄せている。「森本と私の出会いは1963年北陸中
宝塚ゆかりの作家の回顧展を観て

2011年01月号
2010年10月、私は翌年1月30日まで開かれている宝塚ゆかりの作家、小出卓二の展覧会を臨いてきた。展覧会のネーミングのように、小出は赤い色彩を多くの作品に活かしている。神戸港や大阪港、淀川河口近辺などを画題とし、阪神間を中心に、日本各地
パブリックアート編 阪急宝塚南口駅西側の宝塚大橋にある新谷琇紀の〈愛の手〉

2010年10月号
パブリックアートという言葉は、まだ日本ではよく知られていない。簡単に言えば“街角や広場などの公共空間に置かれた、芸術的な価値のある作品”のことである。 もちろん彫刻作品だけではない。芸術的な要素が多く含まれる建築物や広場、公園や橋なども
阪急逆瀬川駅前の市役所通りにある パブリックアート (河合隆三 作、岩城信嘉 作)

2010年08月号
作家の一人、河合隆三さん(1935年、大阪に生まれる)は、1962年に東京芸術大学彫刻科を卒業。'66年には、イタリアのローマ美術学校へ留学し、多くの古代ローマの遺跡や建造物、彫刻などにも触れている。 河合さんは、近年まで大阪芸術大学の教
電動ハブラシ色鉛筆党

2010年06月号
4月始め、爛漫のさくら花の土曜日、宝塚市内の武内ヒロクニさん(1937年、鹿児島県徳之島生まれ)のアトリエを訪ねた。アトリエの庭の春の草花が私を歓迎してくれた。 私が武内さんを訪ねる契機となったのは、昨年の9月に光人社から発行された『しあ
「ひょうごゆかりの美術家展」に宝塚ゆかりの画家が3人

2010年04月号
本展は、今年が先の阪神大震災から15年を迎えることから、㈶兵庫県芸術文化協会が中心となり、“兵庫の美術を語り継ぐ”と銘打って開催した展覧会である。 展覧会は、日本画、洋画、彫刻、陶芸、書、写真までの分野で活躍された、あるいは今も活躍されて
あらゆるものと小さなひとつのために 「河崎ひろみ展」を訪ねて

2010年02月号
昨年10月下旬、京都のギャラリーモーニングで開かれていた「河崎ひろみ展」を訪ねた。 河崎ひろみ(1960年和歌山生まれ・宝塚市在住)は、京都教育大学付属高校在学中、美術系大学に進みたいと考えていた。そのため洋画家・井庭新太郎の研究所に通い
伊丹市立美術館
宮ノ前 072(772)7447