アート見聞記
〈アトリエ訪問〉画家・岸本吉弘—人間の等身大と向き合いたい—

2008年11月号
先日、残暑のなかを西宮市郊外にある岸本吉弘(1968年生まれ、宝塚市在住)のアトリエを訪ねた。机上に整然と並べられた絵筆群。室内の壁には制作中の画布が貼られ、数脚のイーゼルに架けられた小品たちも岸本を待っているようにも見えるし、寄せ付けない
彫刻家大垣圭介 アッシジの聖フランシスコ作詩「兄弟なる太陽の賛歌」モニュメントを訪ねて

2008年08月号
「大自然に学び愛せよ、創造主に近づけ」という校訓を持つ仁川学院の中庭に、彫刻家・大垣圭介(1943年、神戸市生まれ、宝塚市在住)の石彫モニュメント〈太陽の賛歌〉全7点が設置されている。 先日、梅雨の合間に仁川学院へ大垣圭介を訪ねた。中庭は、
チャリティ企画 現代国際絵画展 同時開催 ソラ・プッチ画伯招待展

2008年06月号
先日、リニューアルされたアピアホール(阪急逆瀬川駅前)で開催されたチャリティ企画「現代国際絵画展」(主催 社会福祉法人希望の家、希望の家後援会)の前日にスペインの画家、ソラ・プッチ氏を迎え行われたワークショップを見学させて頂いた。ワークショ
サイケデリックな極彩色造形作家、森本紀久子さん

2008年04月号
美術評論家・針生一郎氏は、森本紀久子さん(宝塚市在住)の絵画について「森本紀久子の作品は、プリミティヴな生命力の饗宴であるとともに、ユートピアへの幻想である」と評している。 昨年、年も押し迫ったある日の午後に、大阪のラッズギャラリーへ針生一
堀之内千惠子 人形の世界~祈りの中に~

2008年02月号
過日私は、宝塚市在住の工芸家・堀之内千惠子さんから〈人形の世界‾祈りの中に‾〉と題した京都での個展案内をいただいた。その案内には「1998年、インドへ旅した。初めての海外旅行がインドだった。行ってみて驚いた。そこは不可思議な、そして神秘的な
港で出合う芸術祭 「神戸ビエンナーレ2007」掃き清められた余白から

2008年01月号
先日私は、小春日和に誘われて神戸メリケンパークで開催されていた「神戸ビエンナーレ2007」を覗いてみた。神戸市は震災後10年を機に、2004年12月「神戸文化創生都市宣言」を宣言した。その具体策として、神戸に芸術文化の力を結集して内外に発信
「臨界(川面の表と裏ー街)」栩山 孝(とちやま たかし)さん(宝塚在住)

2007年11月号
「川の絵画大賞展」は、兵庫県加古川市が「水と緑を活かしたまちづくり」事業の一環として1997年から全国公募として行っている絵画展である。清流文化都市・加古川市に流れる加古川は、兵庫県内で最も長く、随一の流域面積がある川でもある。その全国公募
生命とは何かを問い続ける 宝塚市平和モニュメント「火の鳥」

2007年09月号
本市は、1989年3月7日に憲法の平和精神に基づき、永遠の平和社会を築くことを誓い、「非核平和都市」とすることを宣言しました。平和は、世界のあらゆる人々が希求する普遍的なものであって、その努力を続けることを誓い、ここに平和モニュメントを建設
野外空間を友とする彫刻家・淀井 敏夫「渚」「鷗」(宝塚大橋)

2007年06月号
野外彫刻は一見すると無愛想で、つんとすましていたり、いやに気取ったり、冷たかったりする。こちらが注意しないと気付かずに通り過ぎてしまう。それでも時折、ふと彫刻の前で立ち止まることがある。最近、宝塚大橋でそんな彫刻作品に出会った。兵庫県朝来市
都市をアートする彫刻家 マルタ・パン「枠どられた風景」(1993年)

2007年04月号
先日、阪急宝塚駅南出口から宝来橋に向かって歩いていると、ステンレス製の大きな立体作品が目にとまった。橋の袂のプレートを見て驚いた。なんと、マルタ・パンと刻まれていた。 宝来橋の「枠どられた風景」マルタ・パン(1923†)は、ハンガリーのブタ
伊丹市立美術館
宮ノ前 072(772)7447