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-バックナンバー- 20006年11月号
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css宝塚アート見聞記
宝塚マンガふぇすた2006

マンガとアート
▲8月26日に開かれた「マンガとアート」と題する講演会にはパネラーとして宝塚市長、マンガ家・ひさうちみちお、評論家・村上知彦、 画家・元永定正、宝塚造形芸術大学教授・柳たかをら5氏が参加、坂上さんの司会で進められた。
展示風景
▲展示風景
子どもたちと美術家のワークショップ
▲子どもたちと美術家のワークショップ

漫画文化を宝塚から発信マンガ通じまちに元気を

世界に誇る漫画家・手塚治虫を輩出した宝塚から漫画や芸術を発信しようと、 市内の市民アートボランティアグループ 「宝塚アートコミュニケーション (TA*CO)」 (代表・大野良平) を中心にした実行委員会が、 8月24日から6日間、 宝塚市南口の商業施設 「サンビオラ3番館」 で 「宝塚マンガふぇすた2006」 を開催した。

この市民アートボランティアグループは、 2002年から宝塚南口サンビオラ3番館の空き店舗を活用して 「宝塚現代美術展・店」 を毎年開き、 市街地の活性化と現代美術に対する市民のアレルギーを払拭しようと企画してきた。 また、 それと並行しながら 「宝塚あーと寺小屋座談会」 を企画、 関西で活躍している美術家や美術関係者を招き、 アートが地域とどう関われるかを探ってきた。
 
5回目を迎えた今年は、 漫画文化を宝塚から発信しようと阪神間の美術家40数人が 「手塚治虫がおっ展II/私のマンガ体験」 をテーマに、 漫画を題材にした絵画、 立体や映像作品を、 空き店舗を利用して展示し、 更に宝来橋下・武庫川中州で子どもたちを対象としたワークショップが開かれたことも印象深い。 殊に 「宝塚あーと寺小屋座談会」 では、 漫画と都市再生をテーマに5人のパネラーが、 各々の所懐を述べ合った。 大変中味のある座談会であった。
 
このような企画が、 サンビオラ3番館の商業関係者、 宝塚市内・外の大学や行政などの協力を得て取り組まれたことは特筆に値する。 来年以降も継続されることを期待したい。


伊丹市立美術館
◆大阪城天守閣所蔵南木コレクションによる「明治大阪の錦絵新聞」 11/3(金・祝)〜12/17(日) 
◇講演会11/4(土)PM2:00 1F講座室 講師/土屋礼子(大阪市立大学大学院教授)
入館料 一般700円 大学・高校生350円 小中学生100円
●AM10:00〜PM6:00(入館は30分前まで)月曜休館(但し、祝日は開館、翌日休館)
http://www.artmuseum-itami.jp



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