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-バックナンバー- 20001年5月号
 春の楽しみのひとつはなんといっても花。 ガーデナーでなくともウキウキしてしまう。 植木のまち山本のランドマーク・あいあいパークも1周年を迎え、 今お花が満開。 周辺の園芸店を巡るのも宝塚ならではの楽しみ。 西谷に 「長谷牡丹園」 がオープンするというニュースもあり、 近くで満喫できる春と花情報を満載。
 日本三大植木産地として全国的にも有名な宝塚市。 中でも牡丹の歴史は古く、 234年前に宝塚から福島県須賀川へ苗が送られたことや、 現在日本最大の牡丹産地となっている島根県大根島へ300年ほど前に薬用・観賞用として出荷されていたことなどが伝えられている。 また明治33年にはパリの万博へ50種250株が宝塚より出展された。  
 このように宝塚にとって歴史ある牡丹を、 ゆかりある全国13地域からの提供により集めた 「宝塚長谷牡丹園」 が4月21日、 西谷にオープン。 里帰り牡丹や文化交流を目的とした牡丹は、 北海道の五稜郭公園、 洞爺花楽苑や青森の長谷ぼたん園、 山梨の歌舞伎文化公園、 奈良の長谷寺や佐賀のぼたんと緑の丘公園などから、 約2000株が送られた。 園内にはその他、 菜の花園、 れんげ園、 いちご狩り園があり、 約1.5qのハイキングコースも設けられている。 5月20日までの 「宝塚長谷ぼたん祭り」 では、 いちご狩り、 撮影会、 朝市など様々なイベントも開催予定。  園のテーマになっている 「人と花と文化の交流」 を味わいに、 西谷へ足を運んでみよう。
宝塚市長谷字門畑29
0797 (91) 1616
入園料/大人300円、 小・中学生100円
開園時間/AM9:00〜PM5:00
開園期間/4月21日〜5月中旬
(牡丹開花期間中)P

池田の伏尾温泉旅館 「不死王閣」 に4月29日、 「FUSHIOハーブガーデン」 がオープンする。 デザイナーでハーブ研究家の森山百合子さんが1年前から準備を進めてきた園内には、 色も香りも様々なハーブや季節の花が約250種類。 木製の 「メモリアルベンチ」 も置かれ、 ゆったりと時を過ごすことも。 同時オープンの 「ショップFUSHIOガーデン」 では、 森山さんデザインのパッチワークグッズ、 ハーブの種・苗、 ポプリ、 ハーブティーなどが並び、 オープン当日にはプレゼントも。 また 「FUSHIOカルチャーサロン」 では、 森山さんのハーブ講座も開講予定。
-森山さんのハーブひとくちメモを見る-
▲春にはハーブの花でいっぱいに   ▲ショップには森山百合子さんのオリジナルグッズも
池田市伏尾町128-1 (不死王閣)
阪急池田駅より送迎バスあり。P
0727 (51) 3540・FAX (51) 0420
 あいあいパークから南へ15分の 「荒牧バラ公園」 は、 天神川の堤防を一部利用した高低差10mの南欧風公園。 伊丹生まれの 「天津乙女」 など200種1万本のバラが、 芝生広場を囲むように植わっている。 春バラの見頃は5〜6月。 丘にそびえる 「平和モミュメント」 の地下ホールでは、 5月20日2時から伊丹シティフィルの金管アンサンブルコンサートがある (無料)。 図書閲覧や休憩ができる 「みどりのプラザ」 が公園南に4月29日オープン予定。




伊丹市荒牧6丁目5 (伊丹市バス荒牧バラ公園下車)
阪急山本駅・JR中山寺駅より徒歩20分。
伊丹市公園緑地課 0727 (84) 8134
P 500円/1日 入園無料
開園時間/AM9:00〜PM5:00 (夏期延長あり)
休園/火曜 (5、 6、 10、 11月は無休)

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